いくじー通信

新潟在住の30代サラリーマンが育児のこと、野球のこと、地元のこと等々、書きたいときに書きたいことをマイペースに書いている雑記すぎるブログです。

【土間コンクリート打設】工事内容やかかる費用は?実際に工事をしたので解説!

土間コンクリート 打設工事 施工

 

 

 

新築時に予算が無く、何も手を加えていなかった庭の一部。

雑草がボーボーで、抜いても抜いても生えてくるので嫌気がさし、業者へお願いして土間コンクリートを施工してもらいました。

 

 

かかった費用は施工費や残土処理など全て含めて約20万円

月給の大半をもっていかれたわけですが、今後草取りを一切しなくて良いので安いもんかもしれません。

 

もう真夏の作業とはオサラバ!

 

 

ということで、今回はそんな土間コンクリートについて、費用や施工内容を書きました。

 

 

 

 

 

今回の目次↓

 

 

土間コンクリートとは?

「コンクリート」とは皆さんご存知の白くて固いアレですね。

 

「コンクリート」をざっくり説明すると、セメントと水、砂、砂利などを混ぜたものです。

実はセメントも種類がたくさんありますが、この記事では省略します。

 

 

「土間」とは、本来「屋内空間の地面と同じ高さの部分」の事を言います。

玄関の靴を脱いで置いておくところなどが「土間」になります。

 

そういう意味では庭や駐車場のコンクリートを「土間コンクリート」というのは少し意味が違ってくるのですが、建築の世界ではそう呼ぶんですね。

 

 

ってことで、現代ではいわゆる「土間コン」は庭や駐車場など、外構のコンクリートの事だと思って良いと思います。

 

 

 

土間コンクリートの施工費用

相場は?

私が調べたところ土間コン1㎡あたり、1万円前後となる場合が多いようです。

安い場合は5~6,000円、高い場合は13,000円程度までなかなか金額の幅がありました。

 

2倍も単価が違うのは驚きですね。

 

ただ、コンクリートの施工費用というのは後述する様々な作業があり、それぞれの金額の積み重ねになるので費用の差が出てしまいます。

 

そして材料費も施工費も地域差があります。

 

また、施工面積が狭いと面積あたりの単価が高くなります。

 

 

自社で作業をしないハウスメーカーや工務店経由で依頼すれば、中間マージン(紹介料)もかかります。

できれば工事をする業者へ直接頼みたいところですね。

 

 

我が家の場合

面積約19㎡にたいして約20万円でしたので、1㎡あたり10,500円ほど。

安い方ではなさそうですね。

 

ちなみに私は我が家を建てた住宅会社へお願いしました。

自社で外構工事をする会社ではないので、当然マージンが含まれていると思います。

ただ、定期的に引き渡し後のチェックやメンテナンスをしてくれる会社なので、一括で管理してもらった方が都合が良いかなと。

 

 

 

 

 

 

土間コンクリート施工の作業内容

土間コンの打設費用は大きく分けて下記の分類されます。

 

※建築の知識が多少あるので、コンクリート打設の作業内容はだいたい知っていますが、金額については外構業者ではないのでわかりません。

 

1.余分な土のすきとり・処分

コンクリートを打つにあたり、不要な土を撤去します。

撤去する土の量は用途によって変わるので、施工費用が変わってきます。

₍駐車場などは強度が必要になるので厚いコンクリートになる→つまり多くの土を削る必要がある→よって面積あたりの金額が上がる)

 

2.砕石敷き

土を掘ったところに石や砂などを敷き詰めて、転圧します。

コンクリートを流すための土台を作るんですね。

 

土間コンクリート 施工 砕石敷き ワイヤーメッシュ敷き



 

3.ワイヤーメッシュ敷き

上の写真にあるような、鉄筋を網目状に張り巡らせます。

よく「鉄筋コンクリート」という言葉を聞きますが、引っ張る力に弱いコンクリートを、引っ張る力に強い鉄筋で補強しているんです。

土間コンも同じ要領でコンクリートを鉄筋で補強しています。

 

4.伸縮目地の設置

コンクリートって気温差などで膨張したり伸縮したりしやすい材料なので、コーナー部や一定のスパンでゴムのようなものを目地材として入れます。

これでひび割れを防いだり、最小限に抑えたりします。

 

土間コンクリート 伸縮目地



 

 

てかコレって普通に楽天とかで売ってるんですね。

 

 

 

5.型枠設置・処分

コンクリートが固まるまで、形が崩れないようにするために木材などで枠を作ります。

たいした金額ではないと思いますが、当然コストがかかっています。

 

6.排水桝の高さ調整

地面に「おすい」なんて書いてある円形のものが埋まっていたりしますよね?

あれの高さを施工するコンクリートの表面の高さに合わせる作業が必要になります。

 

土間コンクリート 汚水桝



 

 

7.生コン打設

1~6のような下準備をしたら生コンクリートを流し、隅々まで行きわたるように振動機と呼ばれる機械などで固めます。

 

8.生コン仕上げ

コテでツルツルに仕上げたり、ハケでザラザラに仕上げたり、表面のコンクリートを洗い流して砂利を見せるようにしたり色々な仕上げがあるようです。

コテやハケでの仕上げが一般的ですが、それ以外は別途オプションとして高くなる場合がほとんどでしょうか。

 

土間コンクリート 仕上げ





 

9.作業内容まとめ

真夏など時期によっては乾燥しすぎないように養生したり、重機のレンタル費用などもかかる場合もあります。

 

業者によっては安くするために、例えばワイヤーメッシュを入れなかったりする場合もあるようです。(場所によっては無くても大丈夫でしょうが)

 

見積もりしてもらった金額にこれら全てが入っているのか、最低限しかふくまれていなくて別途オプションが発生したりするのか、良く内容を確かめてから施工業者を決めた方が良いですよ。

あまりに安いと施工が雑な可能性が高いです。

 

 

 

工期

施工面積や、季節・天気にもよりますが、一般的な住宅の庭くらいならだいたい1週間~10日くらいと思います。

 

下準備で1日、コンクリート打設で1日、養生で数日といったところ。

 

ちなみに養生期間は4月施工で5日間と言われました。

 

 

 

養生中の注意

エアコンは使わない方が良いですよ。

養生中に使っていたら、室外機から出る水でこんな感じになりました…。

 

土間コンクリート打設工事 養生中

 

 

 

乾いたら色はなじみましたが、薄っすらと跡が…。

 


 

 

あと注意するのが難しいですが、鳥のフンが降ってくる場合も…。

 

土間コンクリート 鳥のフン



 

 

こっちはこびり付いて取れませんでした(´;ω;`)

 

 

 

 

 

いずれ汚れるとはいえ、施工直後に汚れると凹みます。

 

 

 

まとめ

このように施工業者や地域、現場状況によって金額は大きく変わってしまいます。

 

庭の土をコンクリートにするだけでも様々な要因がからんでくるもんですね。

 

なので土間コン施工を考えている方は、数社から見積もりを取り、見積もり内容を確認しましょう。

 

やたらと高い業者はぼったくり、安い業者は手抜きの可能性もありますから注意が必要です。

 

 

養生中も注意が必要です。

コンクリートが固まる前に踏むと足跡もつきます。思い出のために、あえて付けるのもアリかもしれませんが。₍靴を洗うのが大変なのでオススメはしない₎

 

我が家のように汚れが残るようなこともありますし…。

 

 

いずれにせよ、後から直すのも大変なのでしっかりと下調べをして知識をつけてから工事を発注しましょう。

 

 

これからは毎週のように草取りしなくていいから楽チンですわ~。